⌚巻き戻した昨年4月
旦那さんが先に兵庫へ引っ越して行ったあとの1ヶ月間、荷造りをしながら私は
「この家を残したくね?」という次男の願いを叶えるべく、ひとり銀行巡りをしていました。
その2ヶ月前に
旦那さんと言い合いになった時の次男の様子をup
したところ
友だちに「次男の気持ちもわかる」ってコメントをもらって、そのコメントに対し
最初は、「え、なんで?」「でもでも、だってだってだってー」と必死で抵抗したけれど、
あとで落ち着いて考えてみると
「それもそうだな」
「自分の実家が物理的になくなるって考えたら、私だったらどうだろう」と思い直し、
というか反省し、
その後次男と二人でなんだかんだしてました。
旦那さんに「だったらお前が買え!」と怒鳴られた言葉を正面から受け止めてしまっていた若い彼は、
自分で住宅ローンを組んでこの家を買う!
とムキになって言い張り、
その強い意思を
私が受けた!
と言えばかなり聞こえは良いですが、
実際は…
「どうやって銀行で聞くのかわかんねーや」
「平日休めねーしさ」
「自分で銀行行けねー」
という次男の代わりに、電話してアポとり、
公衆の面前で「息子」という言葉を使うのが恥ずかしかったから
「次男が、うちを買いたいと言うのですけれど…」と聞いて回っていました。
強固に断られるところもあったけど、
結論から言うと組めました!
でも金額が金額なので
月々の返済額もそれは見事なものであり
まだ自分のバイクや車🚗すら買ったことがない
一度もローンを組んだことのない
人生これからの青年に
この金額を払わせていくわけにはいかない💦
と
私の独断でその場で断り、
帰って旦那さんにそれを電話で伝え、
仕事帰りに夕飯を食べに来た次男には、
「ローンが組めることはわかった。
貸してはもらえる
でも月々の返済額は膨大である
こんな満額で住宅ローンを組んだら
他のローンはいっさい組めないと思う。
気持ちは嬉しいけれど
この金額をあなたに払わせるわけにはいかない。
実家を手放すということは申し訳ないと思うけれど、お父さんの定年以降も延々と続く高額な住宅ローンは、私たちにはもう払えない。
でも、
あなたはこんなにたくさんのお金を借りられる。
それだけ信用のある職場にいるんだということまでもわかったんだから、それで充分ではないか。
だから、このローン枠は今、使わずに
将来好きな人と一緒に住みたいと思った自分の家を買うために使いなさい!」と、
次男に対しては
「次は何を言い出すんだろう」と
ビクビクで彼を前にしては割とおとなしめの私がめずらしく言い切った!
(ちょっと良いこと言ってる大人風だったかもだから今、書くとやたら恥ずかしいけど
そのときはそう思ったから一応正直に再現)
この話をした相手がもし三男だったら
ウルウル泣いてくれたかもだし、
長男だったら優しく私にお上手の一つも言ってくれただろうけど、
次男は
ふーんとわかった顔をして見せて
「うん」と、頷いてそれっきり
この話は終わりとなり
旦那さん自身の
千葉の家のローン+兵庫の家賃でいっぱいいっぱいという現状を踏まえ
🏠売れるまで
次男が千葉の家に住んで
ちょっとだけ毎月家賃を入れてくれることになり、5月
私はここへ去り
次男は実家へと引越してきたのでした。
実際に次男ひとりで住んでみたところ、一軒家は
広すぎで持て余し、掃除も追いつかず
庭はサバンナ、部屋は散乱💧
駅からは遠い、寒い、暑い、光熱費高い。
その上、
兄ちゃんも弟もデート💕で忙しく
誰も遊びに来てくれない…
という現実を経験して
今年2月に
長男と遊びにきてくれた時、
「お父さん(旦那さん)の言っていた「どこでじゃない、誰と」なんだ。
という言葉の意味がようやくわかった」という話を、次男の方からしてくれて、
そのしばらくあと、
家は無事に売れたのでした。
家賃入れてくれるって言ったのに
入金してくれたの初回の2ヶ月分だけで
「今月払えねー」のlineがなぜか私にだけ来て
それは私に立て替えて欲しいのか?それとも
旦那さんに上手く伝えて欲しいのか?
の理由を問う勇気もなく 「了解です」のスタンプだけ返して
放置していたら、その連絡も結局最初の3ヶ月だけで残りは未入金だったから、
家が売れるまでのこの1年間、
家計は非常に苦しかったけど😢
結局のところ
旦那さんが家を売るという決断をしたのは
異動だ転勤だと理由を並べ立てても、
最終的にはやっぱり関西の方が私が暮らしやすいだろうと、
こちら出身の私と結婚したからという事実があってのことで、
旦那さんが私と結婚しなかったら、
次男は「父ちゃん🎵」と喧嘩しながらもベッタリで
きっと
今も仲良く二人で千葉の家で暮らしていただろうから
どちらが良いとか悪いとかいう話ではなく
次男の気持ちをばっさり切るという形でなく、ゆっくりとシフトしていく過程として
必要な時間だったよね
なんて、
いつのまにか前向きに考えることのできるようになっている私なのでした 😊